2014年7月30日水曜日

鉄山染

今回は普代村萩牛地区の「鉄山染」を紹介します。


↑鉄山染のシルクのストール

普代村は、岩手県三陸沿岸の北部にある、北緯40度東端の村です。かつて
村の萩牛地区にあった割沢鉄山で働く人夫達が風呂で使う手ぬぐいは独特の
色に染まり、虫除けにも効果があるとして珍重されたといいます。この染め
を現代に復活させたのが「鉄山染」です。

鉄山の沢に湧き出る褐色の水で染める「鉄山染」は、独特の深みのある渋い
色合いとなり、老若男女を問わず着用できます。和装、洋装も問いません。
普代村萩牛地区の工房で、一枚一枚、手作業で染めています。

現在は、普代村くろさき荘のフロント横売店、三陸鉄道北リアス線普代駅の
売店で販売を行っております。

是非、ご自身の手で独特の色合い、風合いをお確かめ下さい。



<問い合わせ先>
普代村農林商工課 0194-35-2115

びはんコーポレーション「山田の醤油」「山田の餃子」

みなさま、こんにちは。

今回はびはんコーポレーションをご紹介します。

山田町でスーパーマーケットを展開しているびはんコーポレーションは、
東日本大震災で店舗が津波の被害を受けましたが、いち早く営業を再開し、
山田町民の生活を支え続けました。


7/26(土)には、盛岡市サンフレッシュ都南で販売会を行い、「山田の醤油」
「山田の餃子」などを販売しました。



「山田の醤油」は、びはんコーポレーションが製造・販売しているお醤油です。
塩辛くなく、甘みのある醤油はお刺身や卵かけごはんによく合います。また、
肉じゃがなどの煮物もこれ1本で作れます。



また、その「山田の醤油」と山田産豚肉を使って作ったのが「山田の餃子」
です。自然のエサだけで育てた豚肉はジューシーな味わい。「山田の醤油」の
ほんのり甘い風味とモチモチの皮との絶妙なコンビネーションが楽しめる餃子
です。

「山田の醤油」、「山田の餃子」はオンラインショップ「びはんねっと」でも
購入できます。



びはんコーポレーション びはんねっと
http://yamadabihan.jp/

2014年7月28日月曜日

第3回手しごと絆フェア

みなさま、こんにちは。

7/24(木)~7/29(火)まで、「第3回手しごと絆フェア」が開催されて
います。



会場はパルクアベニュー・カワトク  7階催事場で、
開場時間は午前10時~午後7時までですが、最終日は午後5時終了です。


岩手県沿岸被災地などの手づくり品を集めたイベントです。
手作りならではの温かみのある製品がいっぱい揃っています。

主な参加団体をご紹介します。
 SAVE IWATE
 HEART KNIT
 遠野山・里・暮らしネットワーク
 サンガ岩手
 手創工房輝きの和
 生活温故知新
 和RING-PROJECT
 LooPlus
 おばちゃん手芸部 願いのハ~モニ~
 ぐるっと大槌
 「こしゃる三陸」夢ネット大船渡 三鉄盛駅ふれあい待合室
 神戸 まけないぞう
 かだっぺし(三陸応援団)


また、もりおかクリエイティブ・ラボと同じ、しぇあハート村内で編み方教室
を開かれている、佐々木勝正さんも出店されています。

佐々木勝正さんの編み方教室は、改めてこのブログでもご紹介いたします。

明日までの開催ですが、みなさま是非足をお運びください。

2014年7月25日金曜日

米崎りんごジャム

みなさま、こんにちは。

今回は昨年度の採択案件となった、米崎りんごジャムをご紹介します。



「ほとんど果実。デザートのよう。」
米崎りんごジャムを食べた方の感想です。

海のそばのりんご産地、陸前高田市米崎町。
そこで採れるしゃきしゃきの米崎りんごを使って作ったのが、米崎りんご
ジャムです。
甘さ控えめで、手作り、無添加・無着色。
りんごそのままの味が生きてます。



原料りんごは蜜がたくさん入る「ふじ」100%で、パンにも、ヨーグルトにも、
スイーツのソースにしてもピッタリ。



りんごの繊細な味を壊さないよう砂糖は極力控えているため、賞味期限は
常温3ヶ月です。開封後は必ず冷蔵庫に保存してください。
保存料等一切使っていません。



海のそばのりんご産地は全国的に稀です。陸前高田市米崎町のりんご栽培の
歴史は古く約120年の歴史があります。

当地は海に近いため霜が降りるのが遅く、りんごは樹上で完熟します。
海風を浴びて育った、味の濃い「米崎りんご」は生産量も少なく、とても貴重
なりんごです。



今季のジャムは在庫少とのことで、お求めの方はお早めにご注文下さい。
ギフトボックスは無料で用意するとのことです。



米崎りんご販売サイト/米崎りんごア・ラ・カルト
http://yonesakiapple.com/


2014年7月2日水曜日

「復興手拭い」藍・草木染作家 阿部惠子さん

みなさま、こんにちは。



今回は藍・草木染作家/阿部惠子さんをご紹介します。

阿部さんは、このブログや絆・デザイン魅力創造事業ホームページでもご紹介
している染物作家・永守勝子さんに師事し、現在も月1回程度教室に通って
います。

阿部さんは、大槌町の安渡地区に住んでいましたが、震災で被災し盛岡へ
移住しました。大槌の安渡大神楽の復活の話が持ち上がったときに、山車を
保管する倉庫の建設費用に充てるため、型染めの手拭いを制作。3000枚を
販売し、見事に倉庫は完成しました。


「復興手拭い」はデザインのバリエーションも豊富です。




↑「復興手拭い」
各1枚  ¥1,000
ハマギク ¥1,100
大神楽  ¥1,200


↑「ひょうたん島の帆前掛け」
店頭販売価格 ¥2.500
工房価格    ¥2,000

【取扱販売店】通信販売も可能です。

もりおか歴史文化館 (盛岡市内丸 TEL 019-681-2100)
あさ開 (盛岡市大慈寺町 TEL 019-652-3111)
三陸花ホテルはまぎく (大槌町浪板海岸 TEL 0193-44-2111)
ぐるっとおおつちショップ
 (大槌町シーサイドタウンマスト2F TEL 090-6653-1771)



お問い合わせは以下の工房までお願いします。

工房 創・ギャラリー
〒020-0813 岩手県盛岡市東山1丁目13-56
TEL・FAX 019-681-9575