2015年11月25日水曜日

『染・織・彩 第2回 岩手沿岸の染物織物企画展』 開催レポート

みなさま、こんにちは。

10月31日(土)・11月1日(日)の2日間、盛岡市清水町の南昌荘にて、遠野まごころネット盛岡事務所/もりおかクリエイティブ・ラボ主催による、絆・デザイン魅力創造事業のPRイベント『染・織・彩 第2回 岩手沿岸の染物織物企画展』が開催されました。
昨年に引き続き2回目の開催です。
両日ともに天候にも恵まれ、多数の来場者で賑わいました。

以下、当日の様子をレポートいたします。




今回出展いただいた作家・事業者の方々は以下の皆さまです。

・藍・草木染工房彩苑ギャラリー(山田町/盛岡市)/永守 勝子 氏
<藍染・草木染>


・糸ばた工房(岩泉町)/和久石 タイ子 氏
<山ぶどう染・うれら織>

 
・手作り工房 やませみ(久慈市)/中田 悦子 氏
<山ぶどう染め・藍染・草木染・シルクスクリーン>

 ・手創工房 輝きの和(宮古市)
<緋紗織(裂き織り)・着物リメイク・手芸>

 ・工房 創(大槌町/盛岡市)/阿部 惠子 氏
<藍染・生葉染・草木染・ステンシル・染料染色>

 ・勝正(山田町/盛岡市)/佐々木 勝正 氏
<手編み漁網アート>

 ・おおつちおばちゃんくらぶ(大槌町)
<手作り品>
 
 
同時に、「沿岸と盛岡・スウィーツで繋げる支援の絆」と題して、宮古市と盛岡市の福祉事業所が出店し、素材にこだわったおいしいスイーツが販売されました。
 
・いきいきふぇあ実行委員会(宮古市)
 
・ファーム仁王(盛岡市)
 
 
そして、昨年も好評だったファッションショーも2日間それぞれ開催されました。
 
10月31日(土)は、着物リメイク作家・羽山みな子氏監修のファッションショー。
羽山氏は、テレビや雑誌でもご活躍で、「輝きの和」の製作指導やアドバイザーを務めています。
被災地を応援するためにボランティアで指導を続け、今回も東京から手弁当でご参加くださいました。
 
 
  
南昌荘の庭園を背景に、羽山氏の解説とともに魅力的な作品の数々が披露され、多数の来場者の皆さまからは、盛大な拍手と歓声で大好評でした。
 
 
翌日の11月1日(日)は、藍・草木染作家で着物リメイクも手掛ける永守勝子氏監修のファッションショー。

 
  
お座敷側にステージを移してのファッションショーでは、昨年に引き続き、他の出展作家のみなさまもモデルを務め、各自の作品も取り入れたステージとなりました。
永守氏のあたたかい語り口で、出展者と来場者が一体となった素晴らしい時間でした。
 
 
それぞれの展示は、作品に触れて間近でみながら、作家に直接、作品を解説をしてもらえる貴重な機会です。
来場者の皆さまは、お座敷の寛いだ雰囲気の中で作品を手にして歓談。
気に入った作品を購入する方も多数いらっしゃいました。
 


  
 
 

来場者の皆さまにご協力いただいたアンケートには、
「会場もゆったりと、紅葉の中すてきな雰囲気」
「作者の皆様と語り合いながら作品の良さを知ることが出来ました」
「山ぶどう染ははじめて見ました」
「すてきな手芸品は外国の知人へのプレゼントにします」
「ファッションショーを楽しみに来ました」
「実際につくっているご本人とお話ししながら、いろいろみられるので楽しいよい企画だ
なぁと思いました」
など、メッセージを多数いただき好評でした。

本イベントは、おかげさまで盛況のうちに無事終了し、多くの皆さまに岩手県沿岸地域の「手しごと」のあたたかさや美しさなどを知っていただく良き機会となりました。
ご来場の皆さまをはじめ、イベントのPRにご協力いただいた皆さま、出展者の皆さまや南昌荘のスタッフの皆さまのご協力に、心より御礼を申し上げます。
ありがとうございました。