2015年9月30日水曜日

「三陸あわびたけ」を全国へ! 株式会社 長根商店(九戸郡洋野町)


みなさん、こんにちは。

 岩手北三陸 あまちゃんで有名になった久慈市の北に位置する洋野町(ひろのちょう)。
「三陸あわびたけ」を地元の名産として栽培されている株式会社 長根商店さんに伺いました。

東日本大震災で倉庫に保管していた大量のきのこが流出し、経営再建に苦労される中、
今までやってきたことのない「アギタケ」に注目し、社運をかけ栽培し始めたそうです。
あわびの殻の粉末を菌床ブロックに混ぜて育てます
菌床ブロックにあわびの殻の粉末を混ぜることで、あわびの殻の成分がきのこに含まれ、
栄養価と品質の向上にもつながるそうです。
蒸しあわびのような食感が特徴の純白なきのこ 「三陸あわびたけ」
「三陸あわびたけ」には、様々な栄養価が含まれます。大人の手のひら大に成長するまで
5ヶ月の時間がかかるうえ、1つの菌床から1個しか採れないため、とても希少なきのこ。
決して安価ではありませんが、ソテーや天ぷらなど様々な料理でお楽しみいただけます。

岩手県のこだわり食材使用 「炊き込みご飯の素(2合用)」 と 調理イメージ

長根商店さんの商品には「三陸あわびたけ炊き込みご飯の素(2合用)」もありますので、
手軽で簡単に美味しい炊き込みご飯が頂けます。ストレートタイプなので水加減不要!
野田天然塩と三陸うに、三陸昆布のうまみがつまったあっさりしたご飯は食が進みます。

「地場産品の消費拡大、ブランド化になると一番良い」と話していた長根社長のもとに、
最近、銀座にある有名料亭で取り扱いたいと連絡があったとのこと。また一歩前進です。

長根商店さんの商品は、
道の駅くじ 土風館、たねいち産直店、長根商店ホームページなどでお求めいただけます。


長根商店ホームページ
facebook : 長根商店(いわて北三陸食材市場)

<お問い合わせはこちら>

株式会社 長根商店
月曜~金曜 午前9時から午後4時まで
TEL 0194-67-3660 FAX 0194-37-3661

2015年9月26日土曜日

「勝正」出展!CRAFT市 in 小岩井農場 『どんぐりコロコロ』の森

みなさん、こんにちは。

平成27年9月19日(土)~21日(月・祝)、小岩井農場近くの「どんぐりコロコロ」の森にて「CRAFT市」 が開催されました。
全国各地から集まった103工房のクラフトマンがそれぞれ思い思いのお店を開く市です。豊かな自然の中、多くのテントと作品が並び、賑わいを見せていました。
絆・デザイン魅力創造事業採択事業者の 「勝正」 が漁網アート・作品をを出展しました。
小岩井の森の中 ゆっくりとした空気の中で全国から集まった作品が展示されています
勝正さんは今回の小岩井のイベントは初出店です。
秋バージョンの新作「タコ糸を紅茶で染めた作品も多数出品しました。くるみの皮で作った、アクセサリーやミニ浮き玉などの小物も販売され、幅広い年齢層のお客様が絶え間なく立ち寄っていました。
小岩井CRAFT市2015 佐々木勝正さん 「勝正」出展ブース 品ぞろえが豊富です
勝正さんは東日本大震災で被災をされましたが、何もなくなった自宅跡に残っていた、1本のスパイキ(犬針)と呼ばれる漁網修理に使う工具を使って、漁網用のロープでバッグを編み始めました。
お客様の要望にいろいろ応えているうちに新商品が増えていったそうです。
編み上げるまで2週間かかるハンモック お客さまのリクエストから生まれた一品
人気商品「あかすりタオル」は、編み上げるのに2日間かかりますが安価で販売しています。
漁網用の糸なので丈夫で長持ち! 自分用は1本買ったら当分買い替え不要? 
「もっと高く売れば」との周りの声にも「今はみんなに知ってもらうことを大事にしている」と製作を続けています。
お客様は作品を手に取り、網みの美しさに驚いていたようでした。

漁網アート勝正 facebook リンク  : 漁網アート勝正

CRAFT市 in 小岩井農場『どんぐりコロコロ』の森情報は「小岩井クラフト市2015」で検索!
 
<お問い合わせ>
勝正 / 080-1692-9933 (佐々木勝正さん)

2015年9月10日木曜日

平成27年第2回 採択事業者紹介 「番番屋(ばんや)」

みなさん、こんにちは。

 「三陸吉浜ラーメン番番屋」(ばんや)は、現在盛岡南イオンSCで営業中です。

平成27年度第2回 「絆・デザイン魅力事業」 審査会で支援対象に採択されました。
デザイン支援 : 商品ラベルデザイン(基本デザイン)


 番番屋さんは元々海沿いの国道45線沿いのドライブインで祖母の代から営業している歴史あるラーメン店で、漁師の家庭の育った松川店長は漁をしながらお店の手伝いをしていました。
 母親と自ら獲ったホタテやムール貝を使ってスープの研究を重ね、納得のいくものが完成。
 現在は、お店を継いで盛岡南イオンSC内に店舗を構えています。

 麺にもこだわり、小麦は「ゆきちから」を使った自家製麺。
 トッピングにも自らが獲った海藻や貝類を使って、食べごたえがありながら優しい味の一杯が完成しました。
 女性のファンが多いのも特徴で、リピーターも多く大好評です。

 震災の津波で、漁協にストックしておいた海産物の在庫と漁船を失いました。
 お店はしばらく休業せるをえない状況となり、3か月後に営業再開したものの、素材は安定的に得られず半日営業を余儀なくされた日も多くあったといいます。

キッチンカーで各地のイベントに参加。「吉浜ラーメン」を販売しています。

 現在は、キッチンカーによる県内外への出張イベント参加も年間20~30回となり、リピーターさんも多くなりました。
 吉浜ラーメンの他に、お土産用の自家製麺、自家製アワビ燻製、イクラの醤油漬け、海藻類を販売します。その中で特に目を引くのが「ウニの味噌漬け」。
 オリジナリティあふれた商品は、ヒット商品となる期待大です。
 デザインで、商品の魅力をより一層引き立てられるように、本事業でお手伝いをさせていただきます。

デザイン成果については改めてお知らせいたします。

平成27年第2回 採択事業者紹介 「手創工房 輝きの和」

みなさん、こんにちは。

 岩手県宮古市の「手創工房 輝きの和」をご紹介します。 

平成27年度第2回 「絆・デザイン魅力事業」 審査会でデザイン支援対象に採択されました。
デザイン支援 : ロゴマーク、タグデザイン、リーフレット



 東日本大震災後、被災者の癒しで始めた手芸品。宮古市で独自の「緋紗織」(ひさおり)の
技術を確立した「手創工房 輝きの和」。地元の30名ほどで結成した事業者です。
2011年7月に「あねさんショップ」を立ち上げて、手芸品の制作や販売もここで行っています。
緋紗織で作ったバッグ

当初は小さな手芸品の制作のみを中心に制作していたのですが、全国から送っていただいた
着物のリメイクや着物地の「絹糸」だけを使った独自の裂き織り「緋紗織」(ひさおり)を確立し、
講習会などを行い、メンバーそれぞれが「手に職」をもって自立し、この技法が宮古の伝統と
して根付いて行くことを願い活動を続けています。

県内外での販売会への出店も行っています。(左:盛岡南イオンSC  右:いわて銀河プラザ)

デザイン成果については改めてお知らせいたします。

平成27年第2回 採択事業者紹介 「三陸山田シーマンズ」

みなさん、こんにちは。

 「三陸山田シーマンズ」は、岩手県山田町の4事業者で結成されました。
平成27年度第2回 「絆・デザイン魅力事業」 審査会で支援対象に採択されました。
デザイン支援 : ロゴマーク、商品ラベル基本デザイン、ギフト箱ラベルデザイン

  有限会社 木村商店  : 水産加工
  寅丸水産         : 養殖わかめ、こんぶ 生産者
  有限会社まるき水産  : 水産加工
  三陸味処 三五十    : 飲食店経営
木村商店 いか徳利
寅丸水産

まるき水産
三陸味処 三五十

山田町の4事業者が結成した組織されたグループです。

 グループ代表の木村商店のいか徳利は、新たな地元の特産品ともいわれる商品。
 水産加工の経験が豊富で多くの商品を開発して販売。

 寅丸水産は生産者としてわかめや昆布を手掛け豊富な知識をもとに参加。

 まるき水産は「めかぶ丼の素」や「漁師の生ふりかけ」などお土産品も人気。
 水揚げされた日に即加工するこだわりと、優しい味にこだわった商品を開発。

 三五十(みごと)は、長年地元食材を使用した飲食店を営みながら、アワビの肝
 を原料とする珍味などを研究開発。飲食店では、100種以上のメニューを提供。

それぞれの持ち味を最大限に活かし地元「山田町のブランド創出と構築」をテーマに
三陸産の海産物を原料とする新商品開発に取り組んでいます。
各事業者が開発された商品、既存商品を組み合わせたギフトセット販売を視野に
地元の早期復興を目指しています。

デザイン成果については、改めてお知らせいたします。

2015年9月3日木曜日

岩泉町 ウレイラ通り 「横屋手しごとや」 「てどの蔵」

みなさん、こんにちは。

 今回は岩泉のウレイラ通りのほぼ中央にある「横屋手しごとや」と「てどの蔵」を
取材してきました。

「いわいずみ手仕事市」の会場としても使われたお店で、道路の反対側には「恋人
の聖地」「百恋水・初恋水」(ひゃっこい水)があります。



お店で扱う商品は染織・陶芸・木工・編物など、全て岩泉在住の作家さん達の作品
ばかり、横屋は岩泉の手仕事を応援しています。

店内は岩泉の手仕事であふれています。

まずは、手仕事を生業とされてる方達を紹介します。


岩泉焼・南部美夜之窯、村木茂さんの作品です。



亜久亜工房・森水窯、分田真さんの作品です。



クラフト仁、三上守夫さんの作品です。



草木染手紡ぎ毛糸・スピンクラフト岩泉(代表:工藤厚子)の作品です。



阿部工房・阿部正伸さんの作品です。(どの作家さんも、ここで紹介してる作品は一部です)

ここからは、趣味の延長で手仕事をされてる方達の作品です。(写真では紹介しきれません)
  



横屋の中庭です。

中庭の先に「てどの蔵」があります。


「てどの蔵」入口と手作りの案内看板。


てどの蔵、内部です。

元々は酒蔵だった建物を「てどの蔵」として甦らせ、岩泉の手仕事作品や、
その道具を展示しています。
※こちらは、手しごとやとは違い、懐かしいと感じる作品もあり、すでに引退されている方、
没された方の作品もあり博物館のようです。
また週末には作家さんによる実演会も行っています。

皆さんも「横屋手しごとや」「てどの蔵」で、手仕事の温もりに触れてみては
いかがでしょうか。

宮古市茂一 「あびさぁべ」

みなさん、こんにちは。

 今回は国道106号沿い、宮古市茂一の「あびさぁべ」を取材してきました。
あびさぁべは、当事業で採択された「いきいきフェア実行委員会」に参加している事業所の一つ「宮古アビリティーセンター」が運営するドライブインです。


盛岡方面からは道路の右側、黄色い「湯ったり館」の看板の先、
大きな「ソフトクリーム」が目印です。

山あいの風景と閉伊川の風が心地良いバンガロー風な外観です。

入るとすぐ、お菓子やお土産品を販売するコーナーがあります。


アビリティーセンターで製造している豆腐におから、豆乳を使ったお菓子も販売
しています。 
お菓子の一番人気は「豆乳入りシュークリーム」です

アイスクリームは種類が豊富、オススメは「豆乳アイス」
豆乳の優しい味と香り、アイスの甘さが口の中に広がります。

入って右側がレストランスペース、料金もリーズナブルです。 
奥には屋外テラス席もあります。

食事メニューには、カレーやパスタを注文しても豆腐の小鉢が付いてきます。
(但し、豆腐カレーには小鉢は付きません)
「みやこワークステーション」さんの自家焙煎コーヒーもあります。
(通常250円、食事の方は150円です)

レジ横には産直コーナーもあります。
ドライブイン「あびさぁべ」は道の駅やまびこ館と宮古市内のほぼ中間に位置し、
お土産やおつかいもの・食事やトイレ休憩に便利です。

皆さんも国道106号を通る機会があったら、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?