2016年2月19日金曜日

絆・デザイン魅力創造事業 支援報告 「三陸漁業生産組合」

みなさん、こんにちは。

平成27年度「絆・デザイン魅力創造事業」 第1回審査会で採択されました
三陸漁業生産組合」の のぼり旗、横断幕制作が完成しましたので報告します。

横断幕
 
のぼり旗
( ※ タコのイラストについては、以前から三陸漁業生産組合で
活用されている、既存のデザインです。)

三陸漁業生産組合は、加工品や販売までてがける漁師の組合です。
漁師だけによる生産組合としては岩手県初で、大船渡市、釜石市のメンバーで構成されました。

新たにデザインされたのぼり旗や横断幕などは、新たな販路開拓や販路拡大、各種イベントや商談会などでも使えるようにいくつかのパターンを制作。
落ち着いた配色と荒波の迫力で、これから一元管理で漁獲から販売までを行う「6次産業化」を目指す意気込みが伝わって来るデザインです。

【三陸漁業生産組合の成り立ち】
2012年5月に釜石市と大船渡市の合計13名の漁師が結成した組合です。「三陸の未来を創る」という目標を掲げ、海産物の漁獲から加工、販売までを一貫して行い「儲かる漁業」に取り組んでいます。一貫して行われる管理工程において、品質の良さはもちろん、三陸ブランドの知名度アップを目指しています。

【未利用資源を活かす加工販売技術】
県内外のイベントにも積極的に参加しすることで、世界三大漁場であるいわて・三陸大船渡の魅力を発信し、地元へ若者を呼び戻す漁業に取り組みます。


ホームページ:三陸漁業生産組合 
facebook:三陸漁業生産組合

業務用共同ホームページ漁師さん直送市場


三陸漁業生産組合
〒022-0101
岩手県大船渡市三陸町越喜来字杉下84-1
TEL/FAX:0192-44-3020

絆・デザイン魅力創造事業 支援報告 「三陸山田シーマンズ」

みなさん、こんにちは。

平成27年度「絆・デザイン魅力創造事業」 第2回審査会で採択されました
三陸山田シ―マンズ」のロゴマーク、ラベル、デザイン制作が完成しましたので報告します。

「三陸山田シーマンズ」とは、「山田の海が輝くプロジェクト」のもと山田町商工会と山田町の水産加工会社が中心となって3グループが組織された中のひとつです。

木村商店三陸味処三五十寅丸水産まるき水産 の4事業者で構成されています。


主に被災地の「水産業復興に向けた取り組み」水産物のブランド育成」「6次産業化に向けた販路拡大」に注力され活動しています。4事業者が結束することでそれぞれの持ち味を活かした相乗効果を生み、ふるさと納税の商品への貼り付けられるなど、全国へはばたくやわらかなデザインとなっています。
新たにデザインされたロゴマーク(左)  帯ラベル(右)にはロゴマークとともに4社の社名


【三陸山田シーマンズの取り組み】
発災後の2014年6月より「山田町のブランド創出と構築」をテーマに三陸産の海産物を原料とする新商品開発に取り組んでいます。水産資源の情報や商品開発にかんする、それぞれのノウハウを共有し、試作品をお客様に提供し、感想や意見を参考にするなど、広く親しまれる商品の開発を目指しています。

【山田町ならではのギフトセットの完成を目指す】
それぞれの開発商品を組み合わせた、お中元やお歳暮等のギフトセットの完成を目指しています。商品完成後は、県内外の商談会やイベント販売にも積極的に参加して行きます。


ホームページ(順不同敬称略)
 いか徳利の木村商店 
 三陸味処 三五十(みごと)
 まるき水産

三陸山田シーマンズ 連絡先:まるき水産 佐々木千鶴子
〒028-1331
岩手県下閉伊郡山田町北浜町96-3
TEL/FAX:0193-82-5511

2016年2月11日木曜日

絆・デザイン魅力創造事業 支援報告 「よしはまラーメン 番番屋」

みなさん、こんにちは。

平成27年度「絆・デザイン魅力創造事業」 第2回審査会で採択されました
よしはまラーメン番番屋」(ばんや)のパッケージデザインが完成しましたので報告します。

吉浜で漁師をしながらラーメン店を経営
帆立やムール貝から出汁を取り、海藻類をのせた吉浜ラーメンを完成


海がそのままスープになったよう…
看板メニューの「吉浜ラーメン」は、口いっぱいに磯の香りが広がるやさしい味がします。
岩手県大船渡市吉浜地区に生まれた店長が試行錯誤を重ねてつくった、ホタテとムール貝から丹念に出汁をとり海藻の戻し汁を加えたスープは、あっさりだけどコクがあります。
具は、貝やワカメ、フノリ、マツモとった海藻類で漁師でもある店長が、吉浜の海から獲ってきたものです。

商品ラベル

封 緘
パッケージイメージ
 

【メニューの例】
 ・三陸吉浜ラーメン
 ・スペシャル吉浜ラーメン
 ・番屋ラーメン
 ・海藻ラーメン
 ・季節に応じて ウニ丼

東日本大震災で被災し、漁船一隻と海産物の在庫を失いましたが、震災後は、キッチンカーで県外にも積極的に出店し、三陸の魅力を発信し続けています。

【今後の取り組み】
 オリジナル商品の開発と販売
 ・自家製麺(雫石の無農薬全粒粉ゆきちからを使った麺)
 ・自家製アワビ燻製
 ・ウニ味噌漬け
 ・イクラ醤油漬け
 ・海藻ふのり等海藻類

facebook : よしはまラーメン

三陸吉浜ラーメン番番屋
〒020-0866
岩手県盛岡市本宮字稲荷10-1 イオンモール盛岡南1F
TEL:019-635-0271
営業時間:09:30~21:00(L.O.20:45) 年中無休

絆・デザイン魅力創造事業 支援報告 「手創工房 輝きの和」

みなさん、こんにちは。

平成27年度「絆・デザイン魅力創造事業」 第2回審査会で採択されました
手創工房 輝きの和」のロゴマークデザインが完成しましたので報告します。

東日本大震災後、被災者の癒しで始めた手芸品。その後販売をはじめ緋紗織(さきおり)と
いう技術を使ったオリジナル商品を開発しました。技術を習得しながら、それぞれの自立を
目指しています。


このデザインは大きく3つの気持ちが込められています。
・紫色 : 様々Mixし調和するイメージ
・水色 : 宮古の豊かな海のイメージ
・赤色 : 輝く女性の輪をイメージ


ロゴマークデザイン




 
  
 
 
新ロゴマークデザインで作成されたA4三つ折リーフレット 右から、表紙・裏表紙、中折込面


リーフレット 内面

新たに作成されたリーフレットには 皆様方へのごあいさつや体験教室(緋紗織・うに染め)や、それぞれの作品の特徴などが丁寧に説明されています。ミシン刺繍による「名入れ」もされていますのでご興味がありましたらお気軽にお問い合わせください!



【輝きの和の成り立ち】
震災後、集まって手芸品を制作していました。
その後、2011年7月「あねさんショップ」を立ち上げ、手芸品制作・販売を開始しました。

最初は小さな手芸品だったが、全国から送ってもらった着物のリメイクや着物地の絹だけを使用した裂き織りを独自の「緋紗織」(ひさおり)として確立させました(2013年8月頃)。

緋紗織のネーミングは、織りの指導を頂いた工藤ひさこ氏と被災地のひさをかけたもの。
作品の作り手は、現在、さまざまなレベルで活動する30名ほどです。

【積極的なイベントへの出店】
県内で平均、月1~2回のペース
県外のイベントにも積極的に参加しています

県内:宮古市内(産業まつりなど)、川徳、クラフト市など
県外:秋葉原、浅草、いわて銀河プラザ、震災復興支援イベントなど

【輝きの和の取り組み】
・新しいブランド確立して地場産業として育て、地域まちづくりへ貢献します。
・講習を開催して技術習得を図り、生業となることを目指します。
・工房発足の意味を語り継ぎ、手仕事の「癒し」や「励み」を後世に伝えて行きます。


手創工房 輝きの和
〒027-0025
岩手県宮古市実田1丁目3-34
TEL/FAX:0193-77-3967

平成27年度 採択事業者紹介 「株式会社 カネセ関根商店」

みなさん、こんにちは。

「株式会社 カネセ関根商店」をご紹介します。
平成27年度「絆・デザイン魅力事業」第5回審査会で、支援対象に採択されました。

デザイン支援 : 商品ラベル(基本デザイン)

【創業】
1955年

【特徴】
北三陸の魚介類の販売や、冷凍加工品の開発・製造を行い、関東圏や関西圏への業務用卸をメインに、一般向けのわかめ、しめ鯖、醤油いくらなどを販売しています。
天然秋サケフィレーは昨年末に商品化。これから本格的な販売を行います。

【取組みについて】
久慈地域水産加工研究会に所属し「醤油いくら」を開発。地域の業界に貢献し、地の利をいかした付加価値の高い製品の開発を目指しています。


 

岩手県と青森県の県境に程近い九戸郡洋野町(ひろの)にある「カネセ関根商店」さん。
昨年開発されました「天然秋サケフィレー」は北三陸「八木港」で獲れた秋サケを定塩に加工しています。
定塩とは鮭の身の塩分濃度を出来るだけ一定にする加工技術。そのまま焼いても、バターなどでソテーしても部位に関わらず程よい塩加減で美味しくいただけます。
「秋サケフィレー」はスーパーや販売店で切り身にされて販売されます。天然の秋サケは希少価値も高く品質は折り紙つき。

加工施設や事務所は八木港のすぐ目の前。
その立地ゆえに、東日本大震災の津波で9棟あった施設が全て全半壊という被害を受けてしまいましたが、自社での修繕や支援・助成を受けながら、現在では震災前の水準近くまで出荷数を回復されるまでになってきたとのことです。

北三陸八木港で水揚げされた 「天然 秋サケフィレー」 (定塩)

商品の魅力をより一層引き立てられるように、本事業でお手伝いをさせていただきます。
成果については改めてお知らせいたします。

天然秋サケフィレーなどの業務用商品のほか、家庭向けの商品の取り扱っていがあります。

まずご紹介するのは獲れたての旨みをそのままに上品に仕上げた「しめ鯖」。9月から10月にかけて北三陸で獲れるさばは「秋さば」や「寒さば」ともよばれますが、この時期の鯖は脂の乗りがちょうどよく、しめ鯖に最も適しているとのことです。しっとりとした食感で、優しい味付け。小さなお子様から幅広い年齢層の方まで好評です。DHA、EPA、各種ビタミンが含まれるほか、鯖と酢の相乗効果により焼き鯖より栄養価が高いといわれています。

時期により取扱いのないことも。今年は2月から販売再開予定です

もうひとつご紹介したいのは、野田村産のわかめを厳選して湯通し塩蔵した「関根のわかめ」。岩泉町の清流 安家川(あっかがわ) の豊かな水が海へ注ぎ込む海域で採れたものを厳選して加工しています(カワシンジュガイも生息している清流)。塩蔵わかめは軽く塩抜きをして、しゃぶしゃぶ、香の物、味噌汁、中華スープ、お好みの具材と合わせてチャーハンにしても。ミネラル分が豊富で血圧や血液にもよい効果があると言われています。家庭用でも贈答用にも喜ばれています。
ご贈答用にも喜ばれる 野田村産 「 関根のわかめ 」 
ご紹介した 「しめ鯖」 「関根のわかめ」 は、地元スーパーなどでお買い求めいただけます。

株式会社 カネセ関根商店
〒028-7903
岩手県九戸郡洋野町種市第一地割147番地5
電話:0194-67-3111 FAX:0194-67-3457

三陸直送海鮮レストラン「いわて三陸水産組合」 盛岡津志田にオープン!

みなさん、こんにちは。

平成27年度「絆・デザイン魅力創造事業」第3回審査会で支援対象に採択されました、陸前高田市で「かき小屋広田湾」を営む藤田さんが、他の事業者と協働で盛岡市内にお店をオープンされました。

店名は 「いわて三陸水産組合」、新鮮な魚介類が自慢です。

東北自動車道 「盛岡南インターチェンジ」からも近く、国道4号線からのアクセスも良好。
お店の広さは約150坪で、「かき小屋」と「浜焼き」のスペースの席数は100席ほどあります。
目の前で焼かれる新鮮魚介は牡蠣、ホタテ、タコ、イカ、その他豊富に旬の素材も揃えています(牡蠣は産地により多少の価格変動する場合があります)。
また、ランチとディナーをご提供中ですが、通し営業ではなく「中休み」の時間がありますので営業時間にはご注意ください(遠方からお越しの際には訪問前に確認すると安心です)。


オープン時の宣伝チラシです。

ランチメニューは、「ランチ牡蠣フライ弁当」や「ちょうちん弁当(各種)」など他にも種類がありますが、その中でも「イカの姿造り定食」と「さんまの特盛定食」は特にお得なワンコインメニュー(500円)でご提供されているそうです。
皆さま、是非ご来店ください!

(※2016年2月の情報です。メニューや価格等は変更になる場合がございます。)



 
 
 
 
 
「いわて三陸水産組合」へのアクセスはこちら。
クリックで大きな地図を表示します(盛岡南I.C入口交差点近く)
 
<お問い合わせ>
いわて三陸水産組合
〒020-0839 岩手県盛岡市津志田南1-1-15
TEL:019-613-2244

営業時間 (平成26年1月18日現在)
ランチタイム 11時30分から午後2時まで。
ディナータイム 午後5時から夜10時まで。