2015年7月3日金曜日

工房彩苑 永守勝子展 「藍染・草木染 創作展」

みなさま、こんにちは。

 平成27年6月26日(金)~28日(日)の3日間 藍・草木染 工房彩苑G(ギャラリー) 永守勝子さんが盛岡市の南昌荘にて展示会を開催されました。
古布リメイク作品や、藍染、タペストリー、ジャケット、ベスト、古布大島紬など、多彩な作品をご自身のレイアウトで展示されました。
中央の作品は「山田湾の桟橋」

 永守さんは岩手県沿岸部の山田町のご出身で山田湾をデザインした作品には特に強い思い入れがあるとのことです。

 永守さんの作品はご本人のスケッチから生まれるのですが、スケッチにかかる時間は桜の枝3本のデザインのもので1週間かかったそうです。時間がかかるので、書き上げる頃には花の形がだんだん変わったそうです。


白のタペストリーはこぶしの花のデザイン

 作品の題材は日常で気に留めた様々なもの。
最近では道端に生えていた花の束や、ドクダミの花など気になっていたものがあったそうです。他の方なら見落としてしまいそうな題材を、アンテナを張り巡らせて見つけられています。

 取材に伺った初日の午前中、ちょうど永守さんのお友達がお集まりでした。こうして集まる機会も少ないということで、作品の前にて写真をパチリ。

同郷のお友達と談笑する永守さん(中央)
藍色と白色のコントラストが鮮やかです
迫力がある雛壇の展示
のれん越しの庭園
薄地の暖簾を通して見る南昌荘の庭園は、なんとも言えない感動的な美しさになっていました。
この日は優しい風が時折ふいていて、暖簾がひらひらと揺れ、時の流れがゆっくり感じられました。

名園 南昌荘 の庭園

常連の皆様をはじめ、多くのお客様が来場した本展の期間は終了しましたが、11月1日には、ここ南昌荘で永守勝子監修「藍染・古布リメイクファッションショー」が開催される予定です。詳細は改めてご案内しますので、是非ご期待ください!


過去のブログ記事 : 永守勝子さんの新作

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