2016年2月11日木曜日

平成27年度 採択事業者紹介 「株式会社 カネセ関根商店」

みなさん、こんにちは。

「株式会社 カネセ関根商店」をご紹介します。
平成27年度「絆・デザイン魅力事業」第5回審査会で、支援対象に採択されました。

デザイン支援 : 商品ラベル(基本デザイン)

【創業】
1955年

【特徴】
北三陸の魚介類の販売や、冷凍加工品の開発・製造を行い、関東圏や関西圏への業務用卸をメインに、一般向けのわかめ、しめ鯖、醤油いくらなどを販売しています。
天然秋サケフィレーは昨年末に商品化。これから本格的な販売を行います。

【取組みについて】
久慈地域水産加工研究会に所属し「醤油いくら」を開発。地域の業界に貢献し、地の利をいかした付加価値の高い製品の開発を目指しています。


 

岩手県と青森県の県境に程近い九戸郡洋野町(ひろの)にある「カネセ関根商店」さん。
昨年開発されました「天然秋サケフィレー」は北三陸「八木港」で獲れた秋サケを定塩に加工しています。
定塩とは鮭の身の塩分濃度を出来るだけ一定にする加工技術。そのまま焼いても、バターなどでソテーしても部位に関わらず程よい塩加減で美味しくいただけます。
「秋サケフィレー」はスーパーや販売店で切り身にされて販売されます。天然の秋サケは希少価値も高く品質は折り紙つき。

加工施設や事務所は八木港のすぐ目の前。
その立地ゆえに、東日本大震災の津波で9棟あった施設が全て全半壊という被害を受けてしまいましたが、自社での修繕や支援・助成を受けながら、現在では震災前の水準近くまで出荷数を回復されるまでになってきたとのことです。

北三陸八木港で水揚げされた 「天然 秋サケフィレー」 (定塩)

商品の魅力をより一層引き立てられるように、本事業でお手伝いをさせていただきます。
成果については改めてお知らせいたします。

天然秋サケフィレーなどの業務用商品のほか、家庭向けの商品の取り扱っていがあります。

まずご紹介するのは獲れたての旨みをそのままに上品に仕上げた「しめ鯖」。9月から10月にかけて北三陸で獲れるさばは「秋さば」や「寒さば」ともよばれますが、この時期の鯖は脂の乗りがちょうどよく、しめ鯖に最も適しているとのことです。しっとりとした食感で、優しい味付け。小さなお子様から幅広い年齢層の方まで好評です。DHA、EPA、各種ビタミンが含まれるほか、鯖と酢の相乗効果により焼き鯖より栄養価が高いといわれています。

時期により取扱いのないことも。今年は2月から販売再開予定です

もうひとつご紹介したいのは、野田村産のわかめを厳選して湯通し塩蔵した「関根のわかめ」。岩泉町の清流 安家川(あっかがわ) の豊かな水が海へ注ぎ込む海域で採れたものを厳選して加工しています(カワシンジュガイも生息している清流)。塩蔵わかめは軽く塩抜きをして、しゃぶしゃぶ、香の物、味噌汁、中華スープ、お好みの具材と合わせてチャーハンにしても。ミネラル分が豊富で血圧や血液にもよい効果があると言われています。家庭用でも贈答用にも喜ばれています。
ご贈答用にも喜ばれる 野田村産 「 関根のわかめ 」 
ご紹介した 「しめ鯖」 「関根のわかめ」 は、地元スーパーなどでお買い求めいただけます。

株式会社 カネセ関根商店
〒028-7903
岩手県九戸郡洋野町種市第一地割147番地5
電話:0194-67-3111 FAX:0194-67-3457

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